それ以前は、あまりの悪臭と異様な外観から、単なる毒と思われたそうです。

ちょっとグロテスクな”奇跡の果実”のお話になります。
タヒチ語でノニと呼ばれる果実、現在は健康食品として海外でも注目を浴びていますが、生っている状態の実を見ても、これをどうすると健康食や薬として使えるのか、ほとんどの人は首を傾げてしまいます。
熟している実(黄緑が白っぽくなったもの)を拾ってタッパ-等に入れましょう。
発酵して色が茶色くなるまで日中は蓋をはずして外気に触れさせます。
しっかり発酵し汁も大量に出たら出来上がり。
蓋をした状態で冷暗所に保管していれば数ヶ月は利用可能。
観てください!!
下の画像を!
とても、なんだか毒がありそうな知らなかったら触れたくない奇妙なものですね。
芋?毒芋か?と思わせるほどのものですよ。
ボツボツと気持ち悪いですね。

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ボツボツと気持ち悪いくないですか?
*数日間発酵させた後の実になります。ノニを発酵させると御覧のとおりです。
この汁を飲むと健康になります。
風邪や癌まで治るとも言われます。
汁をガ-ゼに含ませ、傷や湿疹にあてると治るとされています。

傷に果肉を付着させたところ。
つけたときはあんこのように見えた果肉が、数時間すると乾いてかさぶたのように見えます。
気持ちが悪いですが、これがポリネシア流。
それでもこのノニが万能薬として使われるようになったのは近代に入ってから。
それ以前は、あまりの悪臭と異様な外観から、単なる毒と思われたそうです。
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